理念・方針・特色
本学の理念
失敗を恐れず挑戦し続け乗り越える、そのためには学びを深めていかなくてはならない。
「学び続ける生徒に未来あり」
本学の方針
- 生徒一人ひとりの個性尊重と生徒自らが能力開発を目指す教育の実現
- Society5.0時代に対応したカリキュラムの導入(SDGs学習、STAEM学習、プログラミング学習、AIロボット学習等)による情報リテラシーの習得、デジタル人材の育成
- 全ての課程において各種認定、実務検定の合格を目指す
- アントレプレナーシップ(起業家精神)で価値あるものを実らせる学習・実践
用語について
- Society 5.0 – 科学技術政策 – 内閣府
- JAPAN SDGs Action Platform | 外務省
- STEAM:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematical(数学) ※工学と芸術・リベラルアーツを通して解釈された科学・技術であり、それらは全て数学的要素を基礎としています。
本学の教育方針
- 多様性を尊重し、国際感覚をもち、広い視野で未来を切り開いていく力を身に付けた人材の育成
- グローバルな時代の進行のもと、やがて来るSociety5.0時代を、主体的にたくましく生き抜き地域社会に貢献できる人材の育成
本学の教育の特色
VUCAの時代でも活躍できる人材の育成
今の時代は、VUCAの時代と言われている。つまり、先行きが不透明で将来の予測が困難な状態を意味している。すなわち、テクノロジーの急速な発展、グローバル化、気候変動、コロナウィルス等の感染症に表れているように、何が起こるかわからない時代である。「VUCA(ブーカ)」とは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字をつなぎ合わせた言葉である。
VUCA時代の人材に求められる能力を、「情報収集・処理能力」「論理的思考力」「行動力」と捉える。
↓ VUCA時代でも活躍できる人材の育成
教育内容及び教育方法
- 個別最適な学びと協働的な学びとを融合した少人数(1課程)20人での授業を進め、座学のみに終始する授業にならないように、生徒のニーズを最大限取り入れていき、社会が求めているものを学習指導内容として授業を進めていく。
- 建築学科においては、基礎から応用へと学習内容を発展させ、電気関係についても、特に資格取得への意欲を高め、より良い技術者になるよう能力を高めたい。
- AI学科では、ロボットやドローン等も教材として、プログラミング学習、AIやIOTの基礎を学び、その中で自らの発想から応用へと進め、社会が求めるデジタル人材を育成する。
- 農業工学科においては、農業の本質や未来の営農について学び、新たな発想を生かせる農業の担い手を育成する。
- 各専門課程においては、専門士及び各種認定講座を通して、生徒の意欲を高める。
持続可能な開発目標SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
能達工科カレッジ×SDGs
共通教育科目「カーボンニュートラルと私たちの未来」、目標4、13
建築学科|建築×SDGs
1年次科目「建築設備(太陽光利用等)」、目標7、9
2年次科目「建築と新エネルギーの利用」、目標7、9
AI学科|AI×SDGs
1年次科目「AIの仕組み画像、音声認識」、目標9
2年次科目「AIシステム応用・演習」「AI活用、予測、翻訳技術」、目標9
※17の目標の内、16の目標が関連している。
※特に、「エネルギーや資源の効率化」「労働の削減」「業務の効率化」の場面で顕著である。
農業工学科|農業×SDGs
1年次科目「バイオマス、太陽光利用による営農技術」、目標7
2年次科目「SDGsの取り組みと持続可能な営農法」、目標7
STEAM/STEAM教育とは
AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
そこで、文部科学省や経済産業省では、STEAM教育を推進しています。STEAMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉です。工学と芸術・リベラルアーツを通して解釈された科学・技術であり、それらは全て数学的要素を基礎としています。
Society 5.0/第四次産業革命の世紀に価値を生み出す力を養うために、学びを「より学際的で、創造的社会的な学び」へとシフトさせていく考え方といえます。
Society5.0に向けたデジタル人材の育成・STEAM教育×SDGs|能達工科カレッジ
STEAMは、Society5.0/第四次産業革命に向けたデジタル人材に必要な素養・スキルを習得するための教育内容・方法と捉えます。
そこで、STEAM教育にSDGsの視点を併せ、”STEAM教育×SDGs”により、創造力と理数力で問題解決ができる人材を育成します。
共通
- デジタル技術の活用
- 工科カレッジにおける各学科の科目には、Arts(芸術、リベラルアーツ)以外の要素は含んでいる。
- 各科目の展開では、Arts(芸術、リベラルアーツ)の要素に留意するとともに、SDGsの目標で価値付ける。
建築学科
- 基礎となる数学的要素:1年次科目「建築理数学」
- 1年次科目「建築設計・製図」「建築デザイン(3Dプリンター演習)」「建築品質管理」は、Arts(芸術、リベラルアーツ)との関わりが重要である。
AI学科
- 基礎となる数学的要素:1年次科目「数学」「データ分析・処理」
- 1年次科目「ウェブ、アプリ開発」、2年次科目「ロボット製作演習」「AI活用、予測、翻訳技術」は、Arts(芸術、リベラルアーツ)との関わりが重要である。
農業工学科
- 基礎となる数学的要素:1年次科目「数学」
- 1年次科目「新しい営農経営」「食品栄養・生産物の品質価値・流通」、2年次科目「SDGsの取り組みと持続可能な営農法」「未来の農工業と経済(新営農法)」は、Arts(芸術、リベラルアーツ)との関わりが重要であ